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ドムスホームの家づくりへの想い

                          (平成15年 記載)

はじめまして。
ドムスホーム代表取締役、谷本明久です。

最近、本当に恐ろしい出来事が続いていますね。
全国各地で大雨や竜巻などが多発し、大勢の方が大切な命や財産を失くしました。世界でも巨大ハリケーンや竜巻などによって、考えられないほど 大きな被害がもたらされています。
実は、こうした異常気象や天災の背後には、現在、地球が抱えている、ある切実な問題がひそんでいるといわれています。
それは、地球環境問題です。
地球環境問題は日本に限ったことではありません。世界中で今、真っ先に取り組まなければならない大きな問題として、たいへん関心が高まっています。

 

ここ数年、地球の気温はどんどん上昇しています。
専門家の発表によると、「このままのペースで気温が上昇し続けると、地球の表面温度は今後50年で2度、100年で4〜5度上がる」といわれています。
もしこれらの予測が現実のものになるとしたら、私たちの生活はどうなるでしょうか。

・地球を包み込んでいるオゾン層に今以上に大きな穴があき、紫外線を直接うけることになってしまう。そのため、皮膚ガンになったり、コレラやマラリアのような伝染病が流行する。
・雨の降らない状態がつづき、水不足が起こる。農作物がとれなくなる。海水の温度が上がり魚がとれなくなる。その結果、深刻な水不足・食糧危機に陥る。
・南極の氷が溶け出し、洪水が起こり、2050年には約20億人が洪水の被害に見舞われる。

いかがでしょうか。
このまま地球の熱が下がらなかったら、毎日の生活が不自由になるだけでなく、私たちの命までもが失われてしまうと思いませんか。

「そうはいっても、自分のこととは思えない」
「あまりにも問題が大きすぎて、よくわからない」
そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

たしかに、いきなり「地球」という大きな規模の話をしても、なかなかピンと来る方はいませんよね。
わかってはいても、なかなかすぐに行動にうつせないのが、この地球環境問題です。

実は、私もつい8年ほど前までは、企業とは売上を伸ばし、業績を上げ、お客様の満足度を高めることをいちばんに考えるものだと思っていました。
ガンガン家を売り、家を建て、会社も急成長させてきました。
それが間違いだったとは思っていません。
しかし、もっと大切なことがあると気づいた今、以前と同じ姿勢で家づくりに取り組むことはできなくなりました。

あるドイツ人の建築家は、次のように言います。
日本の住宅はプラモデル、マッチ箱みたい。
ダイヤモンドを捨てて、砂を大事にしている。

失われつつ自然環境、そしてモノづくりの真の姿。私は、この問題へ挑戦し続けます。

ローコスト住宅から学んだこと

29歳でこの仕事をはじめて、当初は官公庁の仕事を行っていました。しばらくたって、ローコスト住宅を建てるようになりました。
「日本の住宅は高すぎる! 自分が住宅業界に革命を起こす!」
そんな想いで、毎日仕事に励んでいました。

その当時、性能と安さの面からいえば、どこにも負けない家をつくっている自信がありました。
ありがたいことに、お客様に支持していただくこともできました。
実際のところ、波に乗っていたのでしょう。
ジャーブネット(当時の会員約550社)のうち、全国第一位の年間90棟を受注。
住宅雑誌にもしばしば登場し、3年の間に全国各地で計70回ほど家づくりの講演をしていました。

ちょうどそんなときです。
私の人生を変える、衝撃的な出来事が訪れたのは…。

環境建築 エコハウス研究会との出会い

「あなたはそんなにゴミばかり作っていて良いのですか?」

 (ゴミ=短命な家、日本の家の平均寿命26年。 

      産業廃棄物を多く含んだ家。)

エコハウス研究会のリーダーから言われたこの一言が、当時絶好調だった私を奈落の底へ突き落としました。

「お客様が喜ぶ良い家をつくっているはずが、ゴミを作っているだって?」
はじめは怒りに震えました。
でも、時間がたつにつれて、この一言が胸の奥深くに突き刺さったまま、頭の中から離れなくなりました。

「私が建てている家は、他の住宅会社よりもはるかに品質が良くて、価格も安い。しかし、エコハウス研究会にいわせれば、ただのゴミの塊にすぎない…」

北欧視察旅行にて

 

胃が痛くなるほど悩み続け、仕事が手につかなくなりました。
お客様や社員は正直です。社長である私が「俺のつくっているのはゴミか?」と悩んでいるのですから、当然のように受注は激減しました。

エコハウス研究会とは、その後何度となく話し合いを重ねました。
「私の家づくりは間違っていたのだろうか? いいや、私の持てる最大限の力は発揮してきた。できる限りのことをしてきた。でも…」

ゴミを作っていると気づいたからには、これはもう辞めるしかない。
悩みに悩んだ末、一大決心をしました。

 

もうエコハウスしか建てない!

地球環境にやさしく、何世代も長持ちする家。そして取り壊すときには自然に還る家。
だれもが健康で、笑顔いっぱいで暮らせる家。
これからは、そんな真の意味の「環境住宅」をつくると、強く心に決め、エコハウス研究会に入会させていただきました。

 

産業廃棄物=例、石油系断熱材、塩ビ系部材〜水道配管、雨樋。樹脂サッシ、ユニットバス、化学畳、・・・等々

家づくりに対する想い

いざはじめてみると、環境住宅を建てるのは、技術的にも非常に難しいことなのだとわかりました。
日本のトップレベルの建築家なら、環境住宅こそ本当に求めるべき住宅であることを、だれもがよく知っています。
でも、わかっていてもつくれない、それが環境住宅なのです。

コストを抑えるには生半可な勉強ではかなわない・・
部材を探しても簡単には見つからない・・
それだけの技術力をもつ職人もなかなかいない・・
ずいぶん悩みました。でも、一度決めた以上、途中で投げ出すわけにはいきません。
「環境住宅がどんなに難しいものであろうとも、納得のいくまでやり遂げてみせよう!」
今はそういう気持ちで、家づくりに励んでいます。

 

 

私は、これからの将来を担う子どもたちに、本当に良い家とはどんな家なのか、身をもって教えていきたいのです。
どのような家に住めば、健康でいられるのか。
どのような家に住めば、地球環境に貢献することができるのか。
これからの地球人である子どもたちにこそ、本当に良い家づくりのすべてを知ってほしいのです。

はじめた以上、決して途中であきらめたり、投げ出したりはしません。
これからも、住む人のためにはもちろん、地球環境のために、そして未来を生きる子どもたちのために、本当に良い家をつくり続けていきます。
信じる道を強くすすんでいくことこそ、これまで私が培ってきた強い信念なのです。

正直に申し上げれば、思うようにいかず、苦しんでいた時期もありました。
でも、今は確信しています。
私の使命は、一人でも多くの方に、本当に良い家とはどんな家なのかを考えてもらうこと。そして、知識を持てば、だれもが本当に良い家を手にすることができると気づいてもらうこと。

お客様のお子様達と

 

地球にやさしい家づくり。これからの時代を担う子どもたちにとって、本当に必要な家づくり。
そのお手伝いができるとしたら、これほど幸せなことはありません。

エコハウスの取り組みに完璧はありません。
今の私たちにできること、その一歩一歩をあなたと共に歩んでいくことができましたら、心からうれしく、そして光栄に思います。

                                  

                               平成 15 年 9 月 1 日

 

 

 

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